スマホの普及で首肩こりが急増しているのはご存知でしょうか?スマホが原因のストレートネックは別名[スマホ首]と言われ、首肩こりなどを引き起こします。
スマホばかり見ている方は年齢関係なくスマホ首になっている可能性あります。チェックしてみましょう!
【スマホ首】を改善しよう
「スマホ首」とは下を向いてスマホを操作する姿勢が原因で頚椎の前弯がなくなってしまう現象です。
デスクワークの方がよく言われる「ストレートネック」と同じですが、スマホが原因でストレートネックになる方が増えたため「スマホ首」とも言われるようになりました。
以下の3つに当てはまるようならスマホ首の可能性大!
- 壁に背をつけた時に後頭部が着かない
- 横から見ると耳の位置が肩の位置より前に出ている
- 上を向きづらいまたは上を向くと首が詰まる
いかがでしょうか。
本来の背骨はS字のカーブを描いていて、首は軽く前弯しています。下を向いてスマホを見る時間が多くなることで、下を向いた時だけでなく通常時でも首の前弯がなくなった姿勢になってしまうのです。
スマホ首と首こり肩こりの関係
頭というのは体重の1/10程度の重さがあります。平均すると6kg程度です。通常からその重さは支えていることになりますが、頭が前に傾くことで首への負担は更に増します。傾く角度によってどんどん負担は増していくのです。
60度では27kgもの負担がかかるなんて驚きですね。
スマホ首になってしまうと、下を向いていなくても頭が前に出ている状態なので、常にこの負担がかかっているということです。
正常な頚椎の湾曲は頭の重さや動きに対してかかってくる負担を分散させる役割がありますが、ストレートになってしまうと分散も上手くできず集中的に負担がかかってきてしまいます。これでは首肩こりになってしまうのは当然ですね。
スマホ首による首肩コリ解消体操
スマホ首の首肩には常に負荷がかかっているので疲労が溜まり血行不良になっています。首肩の筋肉疲労を緩和して血行を改善していきましょう。
❶首を横や斜め前に倒し、左右後方の首肩を伸ばします。(左肩を伸ばすときは頭を右斜め前に倒す)
❷首を左右前後と全体的に動かしましょう。この時、根元の方から動かすことをイメージします。
❸肩をあげてからストンと脱力。一気に脱力して首肩周りの緊張を解きます。
このように色々な方法で首肩回りの緊張をほぐしていきましょう。筋肉が硬直していると酸素も栄養も届かず老廃物も流れません。
蓄積されて慢性化すればするほど組織同士の癒着が起こり改善に時間がかかります。
今の不調を改善していくには毎日のコツコツしたケアが一番重要です。
スマホ首の改善方法
ストレッチを頑張っていてもスマホ首を改善しないことには、ずっと首肩の張りは続きます。徐々に首の前弯を取り戻していきましょう。
❶背中で手を組み背中から反らせるように首を後ろに倒します。背中側も連動して動くように意識しましょう。
❷自然な前弯を作れる枕を使用しましょう。起床時に首が痛い方は枕が合っていない可能性大。
【ストレートネック改善におすすめ!首に優しい枕】
優しく首にフィット!自然な前弯が自然に出来て首肩こりから解放される枕。枕が合うだけでしっかり熟睡、安眠できるので朝もスッキリします。(FUKUHATI 枕 まくら 低反発 低反発枕)
一日10分のストレッチ用ならこれ!凝り固まった首を気持ちよくストレッチ、改善してくれます。矯正枕なのでうっかり眠らないように気をつけましょう。(LeLante 首 ストレッチ 首枕 ネックピロー )
頚椎は重要な部分。痛みや違和感がある時は中止し、無理をしないようにしてくださいね。
下を向くことを減らし、痛みのない程度で上を向き首を少し揺らす。それだけでも続けていると効果がありますので、諦めず続けていきましょう!
スマホ首にならないために
スマホ首にならないために、スマホはほどほどに。そして操作の時は顔の高さまであげて下を向く角度を少しでも減らすように心がけましょうね(^_−)−☆
日頃の心がけがとっても大切ですよ!
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