「低気圧の日は偏頭痛が出る」
「天気が悪くなると体が重い」
このような話を聞くと、低気圧=血管が拡張するから不調が出ると思われがちです。
確かに、偏頭痛タイプの方では血管の拡張が関係していることもあります。
しかし実際には、低気圧による体の反応はそれだけではありません。
低気圧は血管を直接広げているわけではない
まず知っておきたいのは、低気圧そのものが体の血管を物理的に押し広げているわけではないということです。
気圧の変化は、内耳などの感覚器を通して自律神経の中枢に刺激として伝わります。
つまり低気圧は体にとっての「環境ストレス」。
そのストレスにどう反応するかは、人によって違います。
低気圧の刺激を受けたとき、体は
- 血管が拡張しやすい人
- 血管が収縮しやすい人
- その両方が起こる人
に分かれます。
つまり、低気圧=拡張型頭痛ではありません。
血管が拡張しやすいタイプ
このタイプでは、
- 自律神経の切り替えが乱れ
- 血管が必要以上に拡張し
- その周囲の神経が刺激される
ことで、
- ズキズキする拍動性の頭痛
- 吐き気
- 光や音がつらい
といった偏頭痛に近い症状が出やすくなります。
血管が収縮しやすいタイプ
一方、低気圧を強いストレスとして感じる人では、
- 交感神経が過剰に働き
- 血管が収縮し
- 血流が一時的に低下
することがあります。
この場合は、
- 頭がギューッと締めつけられる
- 首や肩が重だるい
- 体が冷える
- ぼーっとする
といった緊張型頭痛やだるさが中心になります。
実は一番多い「混合タイプ」
臨床でよく見られるのが
「最初は重だるいけど、しばらくするとズキズキしてくる」
という混合タイプです。このタイプでは、
フェーズ① まず収縮
低気圧 → ストレス反応→ 交感神経優位→ 血管収縮→ だるさ・重さ
フェーズ② 反動で拡張
緊張状態が続いたあと→ 自律神経の切り替えがうまくいかず→ 血管が拡張→ ズキズキ頭痛
という二段階反応が起きています。
ですので混合タイプの対処法は「段階別」がポイントとなります。
混合タイプで大切なのは、その時の体の状態に合わせて対処を変えることなんです。
タイプ別の対処法
血管が拡張しやすいタイプは刺激を減らして乱れを落ち着かせることが最優先です。
拡張タイプの対処法
- 静かで暗めの環境で休む
- 目や脳を休ませる
- 軽く冷やす(冷やしすぎない)
拡張タイプの避けたい行為
- 運動
- 強いマッサージ
- 温めすぎ

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逆に血管が収縮しやすいタイプは体が緊張モード。ゆるめて血流を改善してあげることが大事です。
収縮タイプの対処法
- 首・肩・お腹を温める
- 深くゆっくり呼吸する
- 軽く体を動かす
収縮タイプの避けたい行為
- 冷やす
- いきなり横になる
- 無理に我慢する

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そして、混合タイプはその時の状況によって対処を変えます。
収縮→拡張の流れの場合、だるくなってきた段階で早めに収縮タイプの対処をすることでズキズキ頭痛の拡張タイプへ移行せず済むこともあります。早めの対処が悪化予防のポイントとなります。
まとめ
低気圧による不調は、血管が拡張する人・収縮する人・両方が起こる人と反応は人それぞれです。
低気圧に弱いのは「体が弱いから」ではなく、環境の変化を感じ取るセンサーが敏感なだけ。
自分の反応タイプを知りその段階に合ったケアをすることで、低気圧とも上手に付き合っていくことができます!


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