髪質改善にはシャンプーやトリートメントだけではなくドライヤーも重要です。ごわつきやパサつき、白髪や薄毛もケアひとつで改善することが可能。
髪の毛は生き生き健康に、白髪も黒髪に戻ったりもするのです。
パサつき・薄毛・細毛・白髪の原因
髪の毛がパサついて痛んだり細くなったり、薄毛や白髪が増えたり…そんな方は髪の毛を正常に生成する機能が落ちてきているから。
髪の毛は根本にある毛母細胞で作られています。そこに色素細胞(メラノサイト)が作るメラニン色素が取り込まれることで髪が黒くなります。
毛母細胞の働きが悪くなったりメラノサイトの働きが悪くなることで髪の毛が正常に生成できずパサつきや細毛、白髪などになります。
もちろん加齢でも機能は徐々に落ちてきてしまいますが、それだけではありません。ケア次第で機能低下を食い止めたり復活改善していくことだって可能です。
【毛母細胞の働きが悪くなると?】
毛母細胞の働きが悪くなると、健康的な髪の毛が作れなくなり髪の毛が薄くなったり細くなったり縮れたりします。毛母細胞の働きが悪くなってしまうのは、毛根に皮脂が詰まることが大きな原因。皮脂が空気に触れると、皮脂が酸化し過酸化脂質に変化します。ドロドロになった過酸化脂質が毛穴に詰まり髪の毛の生成を妨げてしまうのです。
毛母細胞の働きを活性させるには、毛穴の皮脂汚れを取り除くことが効果的ということです。
【メラノサイトの働きが悪くなると?】
メラノサイトの働きが悪くなるとメラニン色素が作れなくなり黒くなることが出来なくなります。
その原因は血流が悪くなったり乾燥してしまうことで必要な栄養が届かなくなり代謝が低下してしまうことや、そもそもメラノサイトの働きに必要な栄養素が足りないことが原因です。
メラノサイトの働きには沢山の栄養素が関わってきています。タンパク質のL-リジンやチロシン、ミネラルのアルギン酸や亜鉛、ビタミンではビタミンCやパントテン酸です。
これらを食事で積極的に摂ること、頭皮の血行を改善し乾燥をさせないことが効果的ということですね。
髪質改善するポイント
髪質を改善するポイントは
- 毛穴の皮脂汚れを取り除く
- メラノサイトの働きを活性する食事
- 頭皮の血行を改善する
- 頭皮を乾燥させない
実際にどのようなことをしていけば効果的なのか!?見ていきましょう。
毛穴の皮脂汚れを取り除く
毛穴の皮脂汚れを取り除くには、ゴシゴシ洗うと思われがちですが、実は違います。
ゴシゴシ過剰な摩擦は余計に皮脂を分泌させてしまいます。シャンプーは指の腹を使ってマッサージするように優しく洗いましょう。また、シャンプーやリンスの流し忘れも毛穴汚れの原因に。すすぎはしっかり行いましょう!
毛穴の汚れには炭酸も効果的です。炭酸ガスが毛穴の奥に入り込み皮脂を吸着し取り除きます。更に毛細血管を広げ血行促進されるので健康的な髪へと導きます。
【PALAIS】 炭酸スカルプシャンプーは毛穴の1/200という高濃度炭酸マイクロバブルで奥まで入り込み汚れを除去してくれます。低刺激設計なので安心ですね。
【PALAIS】 炭酸スカルプシャンプー
簡単に炭酸効果を実感したい方は炭酸水を使う方法もあります。シャンプー前、髪の毛をすすいだあとに炭酸水をかけて軽く頭皮マッサージをすることで毛穴汚れが浮き出てきます。炭酸効果についてはこちらもご覧くださいね。
メラノサイトの働きを活性する食事
メラノサイトの働きに関わる栄養素はタンパク質のL-リジンやチロシン、ミネラルのアルギン酸や亜鉛、ビタミンではビタミンCやパントテン酸。それぞれどんな食材に含まれているか確認してみましょう。
L-リジン | 肉類・卵・大豆 |
チロシン | チーズ・大豆 |
アルギン酸 | 海藻 |
亜鉛 | 魚介類・ナッツ類 |
ビタミンC | 柑橘類 |
パントテン酸 | レバー・納豆 |
これらを食事で積極的に摂ることで、髪の生成やメラニン色素の生成がスムーズに行われるようになります。髪本来の美しさが戻り、白髪対策にも薄毛・細毛対策にも効果的。
大豆や海の物がポイントになりそうですね。
頭皮の血行を改善する
自分の頭皮を触ってみてください。柔らかいですか?硬いですか?硬くてあまり動かない方は頭皮の血行が悪くなっている可能性大。
頭皮の血行が悪くなると髪の毛だけでなく眼精疲労や首肩こり、ほうれい線などのシワの原因になります。頭のコリを取るだけでさまざまな悩みが解消していくんですよ。
シャンプーの時など頭皮が温まっている時にマッサージしましょう。爪は立てずに指の腹をつかって頭皮を動かすようにします。
頭皮マッサージにはブラシもおすすめ。シャンプー前に使用すると皮脂汚れも浮きやすくなり、シャンプーの時に使用すると血行促進しながら浮いた汚れをしっかり吸着してくれます。
オルナ オーガニック シャンプーブラシ は人間工学に基づき開発されたオーガニックブラシ。握りやすく髪の毛が絡まりにくい設計。
オルナ オーガニック シャンプーブラシ
頭皮を乾燥させない
頭皮が乾燥してしまう原因は、シャンプーが合っていない・ドライヤーの使い方が間違っている・紫外線などがあります。
シャンプーで洗ってもフケが出てしまったり痒みがある場合はシャンプーが合っていない可能性があるので低刺激のものに変えてみましょう。
ドライヤーは高温の熱風で長時間当て続けるのはやめましょう。熱いと感じるほど近づけるのもNGです。熱く感じない距離で乾かしましょう。ある程度乾いたら冷風で仕上げるのも美髪効果あります。
今はスカルプケアが出来るドライヤーも続々登場。毎日使う物ですので買い替えるのもオススメです。
パナソニック ヘアドライヤー ナノケアは高浸透ナノイー&ミネラルを頭皮から髪までしっかり届け、乾かすほどに髪がうるおいます。
頭皮に負担をかけないスカルプモードがあるのも嬉しいポイント。通常時約95℃のところスカルプモード時では約60 ℃の温風が出て頭皮を労わります。
パナソニック ヘアドライヤー ナノケア
VANCON DRYER MASTER ドライヤーもスカルプモードがあるドライヤーです。
毛先と頭皮を環境によって感知し、温風と冷風を自動で切り替えてくれます。頭皮は約50℃以下、毛先は約60℃以下をキープ。頭皮と毛先を熱ダメージから守ります。
VANCON DRYER MASTER ドライヤー
最後は紫外線。顔や体は意識してUVケアをしますが頭皮は抜けていることが多いですね。長時間屋外にいる時には帽子や日傘などを使用して頭皮も労ってあげましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?もう仕方ないことだと諦めていた方もケア次第では薄毛や白髪を改善または進行を遅くすることが出来ます!
薄毛や白髪は遺伝的なものも関係してきますが、「なりやすい体質」であるだけでその進行はケア次第で遅くすることが出来るのです。
諦めずに若々しい頭髪を目指しましょう!
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