薄着になる季節になると気になるのが背中。自分では見えない部分ですが意外と見られています。
背中はケアがしにくく繰り返し出現するニキビに悩まされている方も多いのではないでしょうか。
今年こそは背中を堂々と見せられるよう、背中ニキビの原因を知り自分に合ったケアをして、きれいな背中を手に入れましょう!
背中ニキビの原因
背中に限らずニキビの原因は毛穴にアクネ菌・マラセチア菌・黄色ブドウ球菌などが入り込んで炎症を起こしたものです。これらの菌はもともと皮膚に存在する常在菌。誰にでも存在します。
これら菌による炎症にはそれぞれ特徴があります。
アクネ菌・・・顔にできることが多く、大小さまざまで不規則に点在する。
マラセチア菌・・・体にできることが多く、小さな赤いニキビで広範囲にできることが多い。
黄色ブドウ球菌・・・小さいニキビを化膿させ、膿を出すほど悪化させてしまう。
アクネ菌やマラセチア菌は毛穴の皮脂に入りこみ炎症を起こしてしまいますが、その炎症に傷が出来てしまった時に黄色ブドウ球菌が悪さをして化膿させてしまうのです。ニキビができても触ってはいけない理由はそこですね。
背中は体の中でも皮脂や汗の分泌がとても多いところ。さらに汗をかいてもしっかりふき取りにくく蒸れやすいので、雑菌が繁殖しやすいことも原因にあげられます。
自分の目で見ることが出来ず手が届かないのでケアもしにくいですよね。洗ったつもりが洗えていないということもよくあります。
背中ニキビを予防する
背中ニキビを予防するために大切なポイントは3つあります。ここさえ押さえておけば雑菌の繁殖や炎症を抑えられます。
- 入浴時の洗い方
- 食事内容
- 衣類や寝具
それぞれ詳しく見ていきましょう。
入浴時の洗い方
背中は洗いにくい部分でもあるので洗っているつもりが洗えていないということがあります。また、逆に背中ニキビが気になって必要以上にごしごし洗い刺激を与えすぎてしまって悪化してしまうこともあります。背中ニキビの予防には石鹸とボディタオル(ブラシ)の選び方が重要です。
石鹸は肌への刺激が少なく余計なものが入っていないシンプルなものがおすすめ。なかでも牛乳石鹸は皮膚科でも薦められる無添加石鹸です。また、ニキビ用の洗顔料を背中だけに使うという方法もあります。デリケートな顔に使うものは配合にとても気を使っていて肌に優しく出来ていますので、体に使っても特に問題はなく、それで背中ニキビが良くなったという方もいます。
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ボディタオル(ブラシ)では、ナイロン製のものは避けましょう。ごしごし洗えて気持ちいいかもしれませんが、肌へのダメージが大きく悪化してしまう原因になります。
背中ニキビにおすすめのボディタオルは綿や絹のもの。肌に優しく角質や皮脂を落とせます。また、白馬の毛で作られたブラシもおすすめです。白馬の毛は柔らかく肌への負担が少ないうえに細い毛先で毛穴までしっかり洗えます。また、タオルよりもブラシのほうがより背中の凹凸に沿ってしっかり洗えるので洗い残しがなくすっきりと皮脂や角質を落とせます。
ボディタオルでなかなか改善しない方は洗い残しがある場合がほとんど。肌に優しいボディブラシに変えてみても良いでしょう。
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背中ニキビの予防としては、洗う順番も大切です。洗髪の前に体を洗ってしまうと、せっかく背中をきれいに洗ってもシャンプーやリンスがその上から流されて残ってしまいます。体は洗髪の後に洗いましょう。
さらに、背中は案外流したつもりでも流し残しがあります。念入りに洗い流し、清潔なタオルで拭きましょう。
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食事内容
脂っぽいものや砂糖などを摂りすぎると背中に現れます。その理由は背中はもともと皮脂の分泌量が多い部分だから。脂っぽいものや砂糖をたくさん摂取すると皮脂の分泌をコントロール出来なくなってしまい、皮脂分泌量が増えてしまいます。特に皮脂の分泌が多い背中は一番に影響を受けてしまうのです。
どんなにケアをしても一向に治らない方は食事内容が原因の場合があるので、一度見直してみると良いでしょう。
特に質の悪い油や動物性の油・サラダ油の多量摂取、白砂糖の多量摂取は控えましょう。
衣類や寝具
背中はとても蒸れやすいので衣類や寝具も大切なポイントです。直接肌に触れるものは通気性の良いものがおすすめ。
さらに合成繊維ではない天然素材のものが肌に優しく炎症を起こさせにくくしてくれます。
おすすめの素材は綿・絹です。また、服の素材には気を付けていてもブラジャーが化学繊維だったりサイズが合っていなく長時間圧迫していると、そこで炎症が起きてしまうこともあります。直接肌に触れるものですのでブラジャーの素材とサイズには注意して締め付けすぎないようにしましょう。
背中ニキビができやすい方の服選びで避けたい素材はポリエステル・アクリル・ナイロン・レーヨンです。通気性が悪く汗が肌に残りやすいうえに肌への刺激が強く炎症を起こしやすくしてしまいます。肌への刺激が強いものは悪化の原因にもなるので避けましょう。
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まとめ
背中ニキビはそれぞれ原因や体質が違いますので、いろいろ試してみると良いですね。今回お話ししたポイント3つはとても大切なので意識してみましょう!
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