五十肩になると
- 洗濯物を干す
- キッチンの上の棚から物を取る
- 服を着る
- 髪の毛を後ろで結ぶ
といった日常動作で痛みを感じることが多くなります。
整体院でも「痛いけどやらないと生活できないので我慢してやっています」という声をよく聞きます。
しかし、五十肩のときは 動き方を少し工夫するだけで肩の負担を減らすことができます。
この記事では五十肩の方が困りやすい生活動作と、その対処法を紹介します。
五十肩で痛みが出やすい理由
五十肩では肩関節の周囲に炎症が起きたり、関節の動きが硬くなることで
- 腕を上げる
- 背中に手を回す
といった動作が難しくなります。
特に腕を高く上げる動作(挙上動作)は肩関節への負担が大きく、痛みを感じやすくなります。
そのため日常生活では腕を高く上げない工夫をすることが大切です。
洗濯物を干すときのコツ
洗濯物を干す動作では腕を真上に上げることが多く、五十肩の方にはつらい動きです。
楽にする方法
- 物干しに体を近づける
- 踏み台を使う
- 肘を少し曲げた状態で干す

離れたところから腕を伸ばすのではなく、体を物干しに近づけた上で踏み台を使う。ポイントは体を近づけることです。
体の位置を少し変えるだけで、肩の負担はかなり減ります。
キッチンの上の棚から物を取るとき
キッチンの上の棚も、腕を高く上げる必要があるため痛みが出やすい動作です。
楽にする方法
- 踏み台を使う
- 体を棚に近づける
- 両手で物を取る

これも洗濯物と同じで体を近づけることがポイントです。また、よく使う物は手の届きやすい位置に移動しておくと肩への負担を減らすことができます。
服を着るときのコツ
五十肩の方は
- 袖に腕を通す
- 背中に手を回す
といった動作で痛みを感じやすいです。
◼︎服を着るとき痛い側の腕から先に袖を通す
順番
- 痛い腕を入れる
- 反対の腕を入れる
◼︎服を脱ぐとき痛くない腕から脱ぐ
この順番にすることで肩の動きを最小限にすることができます。
髪の毛を後ろで結ぶとき
髪を後ろで結ぶ動作は
- 腕を上げる
- 背中側で作業する
という二つの動きが重なるため、五十肩の方にはとてもつらい動作です。
楽にする方法
- 少し前かがみになる
- 頭を下げる
- 低い位置で結ぶ

つまり頭を下げて腕との距離を近づけることで肩の負担を減らすことができます。
五十肩の生活動作の基本
五十肩の方が生活動作をするときは、次のポイントを意識すると楽になります。
- 腕を上げるのではなく体を近づける
- 頭や体の位置を変える
- 両手を使う
このように体全体を使うことで、肩だけに負担が集中するのを防ぐことができます。
五十肩は「動かさない」より「無理しない」
五十肩になると「動かさない方がいいのでは?」と思う方も多いですが、完全に動かさない状態が続くと肩の関節がさらに硬くなってしまうことがあります。
ただし
- 強い痛み
- ズキッとする痛み
が出る動きは避けることが大切です。
痛みの出ない範囲で少しずつ動かすことが回復を助けるポイントになります。
回復期には軽いトレーニングもおすすめ
五十肩の回復期には
- 肩甲骨を動かす体操
- 軽いチューブトレーニング
- 可動域を広げるエクササイズ
などが効果的です。
こちらの記事でも紹介しています。
▶︎五十肩回復期におすすめのアイテムとトレーニング
まとめ
五十肩のときに困りやすい生活動作でも、動き方を少し工夫することで肩の負担を減らすことができます。
ポイントは
- 腕を高く上げすぎない
- 体の位置を変える
- 両手を使う
などです。
日常生活の中でできる工夫を取り入れながら、無理のない範囲で肩を動かしていきましょう。



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