頑固なお腹と太ももの脂肪は動的ストレッチで温めながら落とす!

スタイルアップ

一度脂肪が付くとなかなか落ちないのがお腹と太もも。ダイエットをしてもここだけは落ちにくいですよね。脂肪がなかなか落ちてくれない原因は冷え。冷えてしまうということは血行が悪いということ。血流が滞ると脂肪の分解も滞り脂肪が蓄積されやすい環境に。

お腹と太ももの脂肪を落としていくには冷えをとりながら脂肪燃焼していく動的ストレッチが効果的。筋肉を燃焼しながら温めることで部分痩せも夢ではありません!

冷えと脂肪

体の熱は筋肉の働きによって生まれます。その熱を血液が運び体温を維持しているのです。筋肉をよく動かす人はもちろんエネルギー代謝も高いですが、運搬する血液の流れもよいので体温も高めです。逆に筋肉をあまり動かさない人はエネルギー代謝が低く血液の流れも良くありません。体温も低くなりがちです。

増えた脂肪の周りには血管が少ないので脂肪の層が厚くなるほど触った時にひんやりします。筋肉の動きが少ない部分は筋肉からの熱産生も少なくなるので血液の流れも悪くなり栄養不足による筋膜の癒着が起こり筋肉の可動性が悪くなってしまいます。

この状態になってしまうと、どんどん血液の流れが悪くなり冷えて脂肪が付きやすくなるという負のループへ突入。お腹や太ももの頑固な脂肪がなかなか落ちない理由はここです。

負のループを断ち切るには、まず血流を良くすることが大切です。血流が良くなった目安は『触って温かい』『摘んで柔らかい』です。脂肪であっても硬い脂肪より柔らかい脂肪の方が分解されて流れていきやすいのです。

お腹は冷えると脂肪が付きやすいだけでなく内臓の働きが悪くなり体調不良や倦怠感の原因になります。冷たい飲み物を好んだり体幹が弱い人は実感はなくても「隠れ冷え性」かもしれません。

女性のお腹や太ももは特に脂肪細胞が多いところ。筋肉を使わなければどんどん脂肪が付きやすい環境ができてしまいます。筋肉をストレッチしながら使っていくことで筋膜の癒着を取り除き脂肪が分解されやすい環境を作りましょう!

温めながら脂肪を落とす!

脂肪が付きやすい部分=落としにくくなっている部分。がんこな脂肪は分解されにくい環境が出来上がってしまっています。食事制限をしても運動をしても他の部分ばかり減って落としたいお腹周りや太ももが落ちないということが起こります。

そんな筋トレや有酸素だけではなかなか落ちない脂肪は筋肉を動かしながら伸ばす動的ストレッチでお腹や太ももの筋膜を剥しながら温め分解されやすい環境を作っていきましょう!

お腹痩せ太もも痩せにおすすめの動的ストレッチを3種類紹介します。

ランジストレッチ

まず初めに紹介する動的ストレッチがお腹から太ももにかけて動かしていくランジストレッチです。このストレッチでは腸腰筋がメインとなります。

腸腰筋は腹筋群として分類はされていませんが、みぞおち〜太ももにかけて付いている大きなインナーマッスル。骨盤を立てキレイな姿勢を維持するために働く筋肉で、歩く走る階段を登るなど股関節を動かす動作で力を発揮します。

普段姿勢の悪い人や股関節を動かす動作をあまりしない人は腸腰筋が弱く硬くなってしまいます。体の奥にある腸腰筋を動かすことで体の中心から血流がアップ!お腹周りの脂肪燃焼が促進されます。

【ランジストレッチ】

⑴写真のように膝を前にしてゆっくりと前に5回押し出します。

※姿勢は前に倒しすぎず、骨盤を立てた状態で行いましょう。

⑵次に息を吐きながら更に前に伸ばします。

⑶そこから膝を右回り5回、左回り5回。終わったらもう一度前に押し出します。

※これを左右2〜3セット行います。

余裕がありそうなら後ろの膝を浮かせると更に効果アップします。

お腹伸ばしストレッチ

次はお腹と太ももの前側をメインに動かす動的ストレッチです。ランジストレッチと合わせて行うと更に代謝UP効果があります。

【お腹伸ばしストレッチ】

⑴両足首を持って爪先立ちになり肩甲骨を付いたまま、お尻を持ち上げます。

⑵お腹を伸ばしながらお尻を上下に10回動かします。

⑶10回目で息を吐きながらお尻を更に上へ上げていきます。

※肩甲骨はマットから離れないようにしましょう。

※これも2〜3セット行いましょう。

お腹と太ももの前側を伸ばしながら動かすことで筋膜が剥がれて血行促進!脂肪が落ちやすい環境になります。腹筋やスクワットなどトレーニングの前後に行うと更に脂肪燃焼効果がアップしますよ。

肩入れストレッチ

最後にくびれの腹斜筋と美脚の内腿を動かして温めていきましょう!ツイストすることで内臓の働きを促進する効果もあります。

【肩入れストレッチ】

⑴脚を腰幅の2倍ほど開き腰を落とします。手は両膝へ。

⑵息を吐きながらウエストを捻るように肩を内側にいれていき腰を少し沈め内腿も伸ばします。

⑶左右交互(または片方ずつ)10回ほど繰り返します

※背中は丸めずに伸ばしていきましょう。

内腿とウエスト、そして背中もしっかり動かしていくと体のダルさも取れてスッキリします。

まとめ

じわじわとゆっくり伸ばしていく静的ストレッチと違い、何度か反復することで筋肉が温まり動ける筋肉になっていきます。脂肪燃焼しやすい環境を作るには、まずは周りの筋肉を温めて動かすこと。筋肉が温まることで脂肪も温まり分解されやすくなりす。

今まで何しても落ちなかったがんこな脂肪には動的ストレッチ。毎日の生活に取り入れて部分痩せを目指しましょう!

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