美容・ダイエットの目的で取り入れている女性も多いスムージー。その一方で「体が冷えるから苦手」とか「作るのが面倒」などという声もよく聞きます。
スムージーにもメリットとデメリットがありますが、飲み方次第で上手に効果を実感することができるんです。今回はちょっと苦手な方も飲みたくなるようなスムージーの上手な飲み方をお話ししていきますね!
スムージーのメリット
生の果実や野菜を丸ごと粉砕したスムージーには良い効果が沢山あります。そして、その良い効果を十分に活かすには押さえておきたいポイントもいくつかあります。せっかく飲むならスムージーのメリットを理解して、ちゃんと活かせる飲み方をしてみましょう!
フレッシュ食材の栄養素をそのまま吸収できる
作りたてのスムージーは食材そのままの栄養素を新鮮なまま摂れます。熱を加えたり時間が経つと酵素やビタミンCの効果もなくなり、酸化も進みます。もちろん加熱しても時間が経っても生きている栄養素はありますが、作りたてだからこそ生きている栄養素もたくさんあります。
スムージーの効果を十分に実感するには時間をあまり置かずに作りたてを飲むのが一番効果的です。
消化に時間がかからない
私たちの体は常に「消化」→「吸収・代謝」→「排泄」を繰り返しています。その中でも特にそれぞれの働きにエネルギーを集中させる時間帯があります。
- 昼(12時〜20時)→エネルギーを補給し消化する時間
- 夜まで(20時〜4時)→消化されたものを吸収し代謝する時間
- 朝(4時〜12時)→代謝で不要になったものを排泄する時間
朝は消化に労力を使わず排泄機能を高めたい時間。ですので、朝は消化の良いものを摂ることが理想です。体に負担をかけないスムージーは排泄機能を高めるためにピッタリな食事なのです。
ちなみに、余談ですがエネルギー補給の時間を見ると夕飯は20時までに食べるのが理想っていうのも頷けますね。
調味料がいらない
朝ごはんといったらごはんやパン、卵料理、サラダなどがありますよね。どれにしても調味料を使うことが多いです。バターやドレッシング、醤油・塩など塩分も多いですね。
日頃、どうしても摂りすぎてしまう塩分や化学調味料。朝だけは控えたいところです。
スムージーは調味料を使わず素材そのままを摂取できるので理想的。ぜひ砂糖など余計なものを入れずに素材の味を楽しみましょう。
食物繊維豊富で美腸効果抜群
スムージーは食物繊維が豊富。流動食なので消化に時間がかからずスムーズに腸まで届きます。すると腸が活発に動き出し便秘改善にも効果的。
美腸は健康にも美容にもとっても重要。スムーズな排泄で腸内がきれいに整うと吸収機能も高まります。必要な栄養素をスムーズに吸収できるようになります。
排泄の時間に腸の働きを整えることで次の消化機能や代謝機能もスムーズに行えるようになるのです。
スムージーのデメリット
美容にいいと言われるスムージーですが、否定的な意見もありますし苦手な方もいます。
スムージーは飲まなくても問題ないですしスムージーじゃないと美腸や美肌の効果が得られないわけではありません。
ですが、デメリットと言われる部分も実は飲み方次第で解決することができます。良い飲み方を知っていると生活に活用しやすくなるのでおすすめです!
体が冷える
「スムージーは体が冷えるから良くない」「冷たいものが苦手」という声をよく聞きます。
お店買うスムージーはフローズンのようなものが多いですが、自宅で作る時は氷は使いません。
もちろん冷凍のフルーツもNGですし、冷蔵庫に入れた冷え冷えの野菜やフルーツも避けると良いでしょう。
常温の野菜やフルーツを入れてミキサーにかければ丁度いい常温のスムージーが出来上がります。
冷たいものが苦手という方もこれなら抵抗なく飲めるのではないでしょうか?
また、起きたての空きっ腹にすぐスムージーを飲むのではなく、起きてから白湯をまず飲む習慣をつけると冷え予防になり胃腸にも優しく美容効果がUPします(^^)
咀嚼しない
朝は咀嚼することで唾液が出たり腸が動き出し排泄を促すとても良い効果があります。
スムージーを飲むときは一気に飲んでしまわず、咀嚼をしながらゆっくりと摂取しましょう。
満腹中枢も刺激され、スムージーだけでも脳が満足し「物足りない」ということが無くなりますよ!
タンパク質が摂れない
夕食から朝までの長い時間タンパク質の補給ができていないので、朝はタンパク質が足りていない状態になっています。
朝は消化の良いタンパク質を摂ることが理想。
ヨーグルトや豆乳などがおすすめ。スムージーに入れてもOKですし、そのまま別で摂ってもOKです。
どちらも常温か熱くならない程度に温めると更にgood!
スムージーこれは気をつけて!
最後に、スムージーを飲む際に気を付けて欲しいことがあります。
効果を感じるどころかマイナスに作用してしまう可能性があるので注意です。
フルーツの割合が多すぎる
美味しいからとフルーツばかり入れていませんか?美味しく飲めるのは良いことですが、ダイエット効果を期待しているなら「フルーツ:野菜」は「1:1」くらいに抑えましょう。
食物繊維・ビタミン・ミネラルは摂れますが、果糖が多すぎると脂肪になりにくいといえども肝臓や中性脂肪に蓄えられます。スポーツをしているとか昼や夕も美容食という方ならOKですが、スムージーでダイエット効果を出したい!と思っている方はフルーツの分量に気をつけましょう。
スムージーを美化しすぎる
スムージーを飲んだからって1日のバランスが補えた!と満足していませんか?
バナナ1本+りんご1個+小松菜3枚で、野菜を摂ったつもりになってしまうのは良くありません。
朝スムージーを飲んだからって安心して昼はパスタだけ夜はラーメンなんてことになってしまうならスムージーなんてやめましょう!
スムージーを美化しすぎると1日の栄養バランスが崩れてしまいます。
スムージーは1日の栄養素をとるための飲み物ではありません。
シュウ酸の摂りすぎ注意
野菜の中には生で摂りすぎてはいけない野菜があります。スムージーで使いがちな「ほうれん草」はシュウ酸が多く含まれています。ほうれん草を生で摂りすぎると尿路結石になるリスクが高まります。ほうれん草入りのスムージーは常飲せずたまに足す程度にしましょう。
また、キャベツ・ブロッコリー・レタスにも生ではほうれん草の1/2にも満たない数値ですが含まれます。
グリーンスムージーは使う食材にも気をつけましょう!
おすすめスムージー
イチオシスムージーは、多くの美容家さんやモデルさんも太鼓判!抗酸化作用・美腸効果が抜群のりんごと人参のスムージーです。
〈1人分の分量〉
- りんご(大なら1/2個、小なら1個)
- 人参1/2本
りんごは皮ごと入れましょう!
さらに、紫外線が強くなる時期には「食べる日焼け止め」と言われているトマトをプラスしたりんごと人参とトマトのスムージーがお勧め。1人分あたりトマト1個をプラスします。りんごの抗酸化効果にβカロチンとリコピンで美白・美肌効果バツグンのスムージーです。
りんごと人参のスムージーはクセがなく飲みやすいので、男性やお子さんでも抵抗なく美味しく飲めると思います!是非ご家族で飲んでみては?
ジューサーもサイズは色々。1人用から業務用の大容量まで。そのまま飲めるタイプは気軽に始められておすすめですよ♪
まとめ
スムージーはメリットやデメリットを知った上で飲みたい人が飲みましょう!
ちなみに私はスムージーを飲むと体が重くならずに1日を快適にスタートでき、美容モチベーションがあがります!
こんな風に自分にとってメリットを感じられる事を続けることが1番ですね^ ^
コメント