腸内環境は美容や健康にとても重要です。最近肌の調子が良くない・体調がイマイチなどありませんか?もしかしたら腸内環境が悪くなっているかもしれません。
小腸は第二の脳と言われるほどの器官で、美容や健康だけでなく心身にたくさんの影響を与えます。
腸内環境を整えるためにどんなことに気をつけたらいいのか?自分の腸内環境はどうなのか?確認してみてくださいね!
腸内環境とは!?
私たちの腸内には約1000種類、100兆〜1000兆個の腸内細菌が棲みついています。
この腸内細菌は大きく3種類に分類されます。
- 善玉菌(良い影響を及ぼす菌)
- 悪玉菌(悪い影響を及ぼす菌)
- 日和見菌(普段は悪さはしないけど悪玉菌が増えると悪い影響を及ぼす菌)
この3種類の腸内細菌のバランスのことを『腸内フローラ』といい、理想的なバランスは善玉菌20%:悪玉菌10%:日和見菌70%です。
腸内フローラは食生活や生活リズムの乱れ、ストレスなどで崩れてきます。
腸には体内の60%以上の免疫細胞が存在し、さらに脳の次に多くの神経細胞が存在していて脳と密接に繋がっている第二の脳と言われています。
腸内フローラが崩れ、腸内環境が悪くなると肌や体調だけでなく自律神経やホルモンバランス、感情などにも影響してくるのです。
腸内環境チェック
腸内環境が崩れると心身共にさまざまな症状が現れます。以下にあげた項目は腸内環境が悪い人に現れるサインです。当てはまる項目が多いほど要注意!チェックしてみましょう。
【こんな人は腸内環境が悪いかも!?】
- 肌荒れがなかなか治らない
- 常に体がダルい
- 食べ物や化学薬品アレルギーがある
- いつも甘いものが欲しくてたまらない
- 濃い味のものばかり食べている
- 炭水化物ばかり食べている
- 気分の浮き沈みが激しい
- 便秘と下痢を繰り返す
- オナラや便のにおいがキツイ
- お腹がよく張る
- イライラしていることが多い
- 抗生物質を飲む機会が多い
- 胃腸薬を飲むことが多い
いかがでしたか?当てはまる項目が5個以上あったら腸内環境が崩れている可能性大。食生活や生活リズムを見直していきましょう。
腸内環境を悪化させる生活習慣
腸内環境は生活習慣で大きく左右されます。以下の項目は腸内環境を悪くさせてしまう習慣です。腸内環境に不安がある人は当てはまる習慣がないかチェックしてみましょう。
【腸内環境が崩れる生活習慣】
- インスタント食品やファストフードをよく食べる
- 水をあまり飲まない
- コーヒーを毎日たくさん飲む
- 発酵食品、野菜、キノコ、海藻類をあまり食べない
- 食事制限ダイエットをしている
- 食べる量が少ない
- 運動不足
- 不規則な生活
- 睡眠不足
- お酒とタバコが好き
以上のことが習慣になっていると悪玉菌が増え腸内環境が崩れてきます。思い当たる項目はないですか?たまになら良いですが、習慣にならないよう気をつけましょう。
腸内環境を改善しよう!
腸内環境を整えるには生活習慣の改善が必要です。バランスの良い食事・適度な運動・良い睡眠が最大の改善策です。
食事面では特に善玉菌と善玉菌のエサを積極的に摂るようにすると良いでしょう。
「善玉菌」には納豆やヨーグルト、ぬか漬けや味噌など発酵食品に含まれる乳酸菌、「善玉菌のエサ」には芋類・穀物・キノコ類・海藻などの食物繊維、そして大豆・バナナなどのオリゴ糖があります。
「善玉菌」と「善玉菌のエサ」を組み合わせて摂ると善玉菌が増え腸内環境が整います。バナナヨーグルトや納豆ごはん、わかめの味噌汁などは腸内環境の改善に最適なメニューなんですね!
まとめ
現代社会は生活リズムも食生活も乱れやすくストレスも溜まりやすい環境になってきています。自身で少しでも意識を高めていくことが腸内環境の改善になり、それが美容も健康にもとても良い効果を発揮してくれます!
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