首の前弯がなくなってしまうストレートネック。パソコンやスマホが普及してからストレートネック人口は急増しています。
ストレートネックは見た目もあまり良くありませんが、首こり肩こりになるだけではなく頭痛やめまいの原因にもなります。
放置すると不調が出たり固まってしまって治しにくくなってしまうので早めの対処がおすすめです。ストレートネックは治らないとも言われますがそんなことはありません!
ストレートネックとは?
背骨は通常ゆるやかなS字カーブを描いています。これを生理的湾曲といいます。首が前弯、背中が後弯、腰が前弯しています。ストレートネックは首の前弯がなくなりストレートに見える姿勢のことをいいます。
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背中の後弯から前弯になれずにストレートになるので頭が前に出たような姿勢が特徴です。
ストレートネックはストレートではない!?
ストレートネックと言っても、頚椎全体がストレートの人は少数です。背中が丸くなって頭が前に出ているタイプのいわゆるスマホ首の人は視線をあげるために首(頚椎)の根本を過伸展しています。
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ずっと下を向いて生活をするわけにはいかないですからね。これによって、首の根本が圧迫されて頭痛やめまいなどが出やすくなってしまうのです。
ストレートネック改善のポイント
ではこのストレートネックを改善するためには一体何をしたらいいでしょうか。実は、まず頚椎ではなく胸椎の改善が重要なんです。
肩甲骨を壁に付けた状態で下を向こうとしてみて下さい。あまり下が向けないですよね?下を向いている姿勢というのは胸椎も丸くしているのです。
頚椎の土台は胸椎です。正確には胸椎の1番目。ここが前に傾けば頚椎も前に傾きます。
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この傾きを正常に戻してあげれば頚椎は前に倒れることなく正常な前弯を描くことができます。胸椎の1番目が前に傾くということはその下も傾いています。そう、胸椎全体が丸くなっていることが多いんです。胸椎が丸くなるということは腰椎や骨盤のバランスも崩れている証拠。ストレートネックは首だけの問題ではなく背骨全体の問題なのです。
土台が傾いているのにストレートネックを治そうと首だけを反らせるという行為は頚椎にとてもストレスがかかります。まずは土台を正常な位置に調整することがストレートネック改善のポイントになります。
ストレートネック改善グッズ
ストレートネックを改善するためには、まず胸椎のストレッチから。全体的に伸ばして頸椎の土台を正常な位置に戻しましょう。おすすめの2点を紹介!
【ストレッチポール】
【バックストレッチャー】
次に、紹介するのが首まくら。頚椎だけを伸展させるようなものではなく、胸椎からの自然な前弯を作るようなものがおすすめです◎胸椎のストレッチと一緒に取り入れるとスムーズに調整できます。
【首まくら】
【ネックピロー】
まとめ
ストレートネックの改善には背骨全体の調整が必要です。安易に首だけを伸展させるような調整を行うと頭痛やめまいが悪化する場合もあるので注意してくださいね。
今回は一番重要な胸椎をメインに説明しましたが、骨盤の歪みが根本的な原因になっている事も多いので全体的なバランスを見ていくと良いでしょう。
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